ホームマレーシアニュースUMNO幹部がコロナ感染、サバ州議会選挙にも影響-2020/09/24
UMNO幹部がコロナ感染、サバ州議会選挙にも影響-2020/09/24

UMNO幹部がコロナ感染、サバ州議会選挙にも影響-2020/09/24

2020.09.24 コロナ
与党・統一マレー人国民組織(UMNO)のシャフリル・ハムダン情報局長が新型コロナウイルスに感染した。本人がツイッターで9月22日に明らかにした。   同情報局長はサバ州議会選挙で選挙運動のために同州を訪問。クアラルンプールに戻ってきた後に念のためPCR検査をしたところ陽性反応が出たという。   本人に症状は出ておらず、ツイッターで「接触者に申し訳ない」と謝罪した。    一方、UMNO最高執行協議会のモハマド・ラズラン委員も21日までに感染していたことがわかった。同委員もサバ州内で選挙運動に参加していた。症状も出ているようで、点滴する映像がソーシャルメディア上で流れた。現在は同州内の病院で隔離治療を受けている。   ラズラン委員はUMNOの候補者とも同州で接触。ルムダン選挙区とシンドゥミン選挙区の候補者2人と野党・遺産党の候補者1人と会っていたことから3人は22日から隔離生活に入った。選挙運動ができず、26日の投票自体にも行くことができなくなった。隔離生活に入った候補者の1人は「すでに2期務めているので、有権者は自分のことを知っている」として当選に自信を見せた。   また、UMNOのザヒド総裁も20日ごろに同州で選挙運動に入っていたが、クアラルンプールでPCR検査を先に実施。2回検査を行い、陰性だった。同総裁は自身の汚職容疑関連の公判が高等裁判所で21日に行われる予定だったが、検査のため延期されていた。
同州ではクラスター感染が発生し、感染者数が日々増加している。
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