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KLIA、サバ州からの乗客が8時間待ち-2020/09/29

KLIA、サバ州からの乗客が8時間待ち-2020/09/29

2020.09.29 コロナ
9月27日からサバ州からマレー半島に入境する際にPCR検査などが義務付けられた。しかし、クアラルンプール国際空港(KLIA)とKLIA第2ターミナルでは職員の人員不足などから長蛇の列となり、乗客は最大8時間待たされる事態となった。
乗客の多くは26日のサバ州議会選挙の投票のために帰郷し、翌日にマレー半島に戻ってきた人たち。サバ州から到着した乗客らは一旦、到着ゲートで待たされ、その後にPCR検査を実施。しかし、その後も数時間待たされるケースが多く、何の説明もなかったことからほとんどの乗客は怒り出し、ソーシャルメディア上に状況をアップする人などが続出。乗客の一人は「当局はこんなに多くの人が戻ってくるとは思っていなかったらしい」と話していた。
保健省はこれを受け、早急に人員と関連機器を増やすよう指示。乗客らには食事が無料で提供された。さらに、椅子に座れない人も多数いたことから空港の運営会社が椅子を用意し、高齢者や身体障がい者、子ども向けに優先レーンを設けて検査を先に済ませられるよう手配した。
サバ州は新型コロナウイルスの感染者が増加していることから、政府は10月10日までマレー半島到着時のPCR検査と到着後の自宅隔離を義務化する措置を取っている。
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