セランゴールの実効再生産数、サバ州を上回る-2020/10/1

保健省のノール・ヒシャム事務次官（衛生総監）は９月30日、セランゴール州における新型コロナウイルス感染の「実効再生産数（Ｒノート）」がサバ州より上回っていると述べた。 　 実効再生産数は、感染者１人から何人に感染が広がるかを示す指数。29日の時点でセランゴール州は１・95。サバ州は１・29。事務次官は同州の実効再生産数について「まだ状況を憂慮する状況だが、安定している」と指摘。セランゴール州では今後も感染防止策を徹底する必要があるとしている。 　 一方、クラスター感染が一時広がったクダ州は実効再生産数が０・65に落ち着き、４日間の感染者数はわずか２人に下がっている。
事務次官は国民に対し、標準運用手順（ＳＯＰ）を徹底して順守するよう改めて求めた。