有効期限切れ国際運転免許証、当面使用可能に-2020/10/1

在留邦人がマレーシアで運転の際に使用する国際運転免許証について、マレーシア政府は「期限切れのものでも、復興のための活動制限令（ＲＭＣＯ）の終了から30日間はその使用を容認する」との判断を下した。
活動制限令（ＭＣＯ）が発令された３月18日以降に有効期限が切れた運転免許証による自動車の運転を認める特例について、これまでの規定では、「８月31日をもって特例を廃止し、９月30日までに運転免許証の更新を行う必要がある」となっていた。
しかし、現状では自由な出入国ができないことに加え、マレーシアから国際郵便物の発送ができず、代理申請も事実上不可能な状況が続いている。
そうした中、岡浩駐マレーシア日本大使が、マレーシアの運輸次官へ書簡で申し入れたところ、特例として引き続き運転が認められる旨書面での回答があったという。
なお、期限切れ免許証については、ＲＭＣＯ終了後30日以内（現状では2021年1月30日まで）に国際運転免許証を更新しなければならない。