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すべての外国人労働者の検査実施を検討-2020/11/19

すべての外国人労働者の検査実施を検討-2020/11/19

2020.11.19 コロナ
イスマイル・サブリ上級相兼国防相は11月18日、国内にいるすべての外国人労働者(出稼ぎ者)に対して新型コロナウイルスの検査を実施することを検討しているとを明らかにした。現在、人的資源省が計画を練っており、20日の国家安全保障協議会で議論される予定で、早ければ同日に発表される可能性がある。
同相は「全国には170万人の外国人がおり、いくつかの問題点がある」と指摘。従業員社会保障機構(SOCSO)は検査費用の半分を負担することで同意しているものの、一回あたりのRTーPCR検査は300~350リンギかかる。あとの半額を雇用主が支払いを認めるかどうかが課題だとしている。
SOCSOに登録している外国人は100万人で、残りの70万人分の費用は雇用主に求めることになるが、同意しない場合は誰が払うのかという問題が残る。
さらに、170万人分の検査となると膨大な検査時間がかかり、「検査待ちの間に感染が広がる可能性も否めない」と同相は指摘。このため、感染者が増えているセランゴール州やヌグリ・スンビラン州、ペナン州の工場で働く外国人労働者を優先して実施することも検討していると述べた。
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