PKRのアンワル総裁ら 新型コロナに感染-2022/03/23
野党の人民正義党(PKR)のアンワル・イブラヒム総裁(74)が新型コロナウイルスに感染した。3月21日に国会で行われた検査で陽性と確認された。
同総裁はこれに伴い7日間の自宅隔離となった。症状などについては明らかにされていない。
また、民主行動党(DAP)のリム・キッシアン前総裁(81)も同日までに感染が認められた。同氏は先に同党の年次総会で政界引退を表明したばかり。このため、息子のリム・グアンエン総裁やアンソニー・ローク幹事長らも濃厚接触者となった。
一方、与党の全マレーシア・イスラム党(PAS)のアブドゥル・ハディ・アワン総裁(74)も20日までに陽性となったことがわかった。同総裁の息子であるムハマド・カリル・トレンガヌ州議会議員が明らかにした。同総裁は軽い症状が出ており、自宅で隔離治療している。
国会は現在開会中だが、毎週月曜と水曜は議員のほか国会職員ら全員が検査を受けることになっている。