ホームマレーシアニュースハリラヤ連休後は感染者急増の恐れ=専門家-2022/04/22

ハリラヤ連休後は感染者急増の恐れ=専門家-2022/04/22

2022.04.22 コロナ
マレーシア国民大学(UKM)のシャリファ・エザト教授(公衆衛生専門)は4月21日、断食明け大祭(ハリラヤ)後に新型コロナウイルスの新規感染者数が1日2万人にまで膨れ上がるとの予測を示した。
政府は現在をエンデミックへの移行期間として位置づけているが、同教授は「事態が好転するかどうかを判断するには時期尚早」と指摘。今年はハリラヤ期間中に各地に帰省でき、人の往来が激しくなり、子どもたちへのワクチン接種率も低いことから新規感染者が激増する恐れがあると説明した。さらに、4月1日以降に国境が開放されたことから海外からオミクロンXE株といった変異株が持ち込まれる可能性も高いとみている。
21日に発表された1日あたりの新規感染者数は6968人にとどまっている。1日あたり2万人にまで激増した場合は再び減少するまで「3カ月はかかる」と同教授はみており、連休中も感染防止対策を徹底するよう呼びかけた。
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