海外にいくマレーシア人の多く「安全のため、引き続きマスク着用」
2022.05.04 コロナマレーシアでは5月1日、マスクの義務化が解除されたが、国外にいる多くのマレーシア人は、まだ「安全」を求め、着用を続けているようだ。
ドイツは4月初め、コロナ対策を取りやめたが、あるマレーシア人家族は「今でも外出時にはマスクを着用している」と話している。
「息子と娘のことがまだ心配」とした上で、この2年間でマスク着用に慣れたとする。
ベルリンでは、マスク着用者と未着用者が半々だそうだが、「自分にとってベストなものを選べばいい
」と語り、この家族は、マスク着用はもうしばらく続けるだろう、と述べた。
米国のマレーシア人も同様の反応だ。サンフランシスコに住む30代女性は「外出するときは必ずマスクを着用する」「マスクなしで外出する自信はまだない。後悔するくらいなら、安全のため、マスクをつけていた方がいい」と話す。
感染対策が大幅に緩和されている欧米では、おしなべて「マスクをしているのはアジア系」という感覚が地元の人々に浸透しつつある。こうした状況はいつまで続くのだろうか。