入国者、アプリでのトラベラーズカードを記入不要に

マレーシアへの入国者は8月1日以降、新型コロナウイルス予防対策で導入されたアプリ 「MySejahtera」上で、トラベラーズカードを記入する必要がなくなる。ジャマルディン保健相が7月30日、発表した。
この規則の緩和について同保健相は、「マレーシアへの旅行者の入国手続き簡素化を目的としており、保健システムの現状が良好に管理されているレベルであるため」と説明している。
その一方で、「マレーシアへのすべての入国地点で、入国者の症状を監視する活動を強化していく」としており、今後は書類上のチェックよりも、実際にコロナにかかっている入国者がいるかどうかを監視するのに注力する。そのため、サーマルスキャナーで発熱が確認、あるいは体調不良が確認された入国者は、保健省による再検査を受けることになる。