新型コロナの小波が到来 マスク着用を求める
2022.11.01 コロナカイリ・ジャマルディン保健相は10月31日、新型コロナウイルスの感染者数が増加しているため、マスクの着用を求めた。同相は「小波」と表現している。
国内の感染者数は10月10日以来、増加している。10月30日に発表された感染者数は3129人。8月23日ぶりに3000人を超えた。
同相はプトラジャヤでの入院数も増加しているが、ほとんどが中症程度だという。集中治療室(ICU)の占有率は2%にとどまっているとも話した。
今後、増加するかどうかについては「感染防止を国民がするかどうかにかかっている」と述べた。
一方、オミクロン株の変異種であるXBBが4人から検出されたことを同相は明らかにした。スランゴール州とヌグリ・スンビラン州で見つかり、4人はいずれも海外渡航歴はなかったという。
同相は「これまでに新型コロナに感染していない人はXBBに感染するリスクが高い」とも指摘した。