保健総監「医療従事者や高リスク者はブースター接種を」

ノール・ヒシャム保健総監は12月29日、中国で起きている新型コロナウイルスの感染拡大を受け、医療従事者や健康上のリスクを抱える人々にコロナ対策ワクチンのブースター投与を推奨している。
同氏は「国内のコロナ症例は現在コントロール下にあり減少しているが、予防措置を講じる必要がある」と説明。27日には、中国で感染者の激増しており、保健省はコロナ感染者や死者が増加する可能性に直面しており、その準備を強めていると言及していた。すでに国際空港ではモニタリングを開始しており、これについて英米の主要メディアはマレーシアの迅速な動きに言及する報道を出している。
イタリアの保健当局が26日、中国からミラノに到着した飛行機2便の乗客を乗客の半分近くが陽性だったという。旧正月（春節）を前に、マレーシア当局のさらなる対応を注視する必要がありそうだ。