新型コロナ新規感染者数が増加　ラマダンで注意喚起

保健省のノール・ヒシャム衛生総監は3月21日、新型コロナウイルスの新規感染者数が増加していると述べた。
3月12日から18日までの週の新たな感染者数は1848人で、前週比18％増だった。
また、この期間に入院した患者数は995人。
10万人あたりに前週比は20％の増加となった。集中治療室（ICU）は同比1％増えたという。
同週の死亡者数は5人で、前週より2人増えた。新型コロナウイルスによる死亡総数は3万6972人となった。
同衛生総監は、23日から断食月（ラマダン）に入り、集団で礼拝や食事をする機会が増えることから、感染防止を引き続きするよう求めた。
なお、同省ではこれまで新規感染者数を毎日更新していたが、18日以降はこれを取りやめた。