
11日の首相演説、ワクチン接種についても言及-2021/01/12
ムヒディン首相が1月11日夜に行ったテレビ演説で、新型コロナウイルスワクチンの接種についても言及した。
まず、ワクチンの「治験の第3段階(フェイズⅢ)」を1月21日から全国の病院9カ所で開始。これには3000人が参加する予定。
一方、昨年12月以降、各国で接種が始まっている英製薬大手ファイザー製のワクチンについて、マレーシアでは2月末から接種を開始する。
ワクチンは、集団免疫を確保するため国民の60~70%に接種が必要としている。ただ、交渉済みのワクチン確保数は現在、人口の40%までカバーできているが、最終的には2650万人(80%以上)分のワクチンを確保したいと考えている。