経済担当相らが新型コロナ陽性、全閣僚が検査へ-2021/01/12

ムスタパ・ムハマド首相府相（経済担当）が１月10日、新型コロナウイルスに感染したことがわかった。また、リナ・ハルン女性・家族・共同体相も陽性反応が同日に判明し、全閣僚がＰＣＲ検査を行なうことになった。
ムスタパ首相府相は自身の選挙区があるクランタン州コタバル市への到着時にＰＣＲ検査を10日に受け、その際にわかったという。同市内の病院で隔離治療を受けている。今月１日に検査した際は陰性だったが、どこで感染したのかは明らかにされていない。同州議会議員も11日までに２人感染したことがわかった。
また、リナ・ハルン女性相は10日午前にプトラジャヤで検査を受け、陽性が判明した。セランゴール州スンガイ・ブロー病院で隔離治療に入った。
閣僚の間では昨年10月にズルキフリ首相府相（宗教担当）が感染し、閣僚としては初の感染者となった。その後は接触のあった閣僚らが隔離生活を余儀なくされた。
今回の閣僚２人の感染で、政府は全閣僚の検査を決めた。また、接触があったプリブミ統一党の最高執行協議会メンバーも検査を受けることになった。