ＭＣＯのＳＯＰ発表　飲食店の営業時間は午後８時まで-2021/01/13

イスマイル・サブリ上級相兼国防相は１月12日、定例の記者会見で13日から６州などで再導入される活動制限令（ＭＣＯ）の標準運用手順（ＳＯＰ）を明らかにした。 　同相が指摘した主な業種の営業時間は下記の通り。 ・飲食店　午前６時～午後８時（ただし、持ち帰りのみ許可。店内の飲食は禁止） ・フードデリバリー、薬局、コインランドリー、ペットショップ、コンビニ　午前６時～午後８時 ・ガソリンスタンド　午前６時～午後10時（高速道路沿いは24時間可） ・医療機関　24時間 ・朝市　午前７時～午後２時（夜の市場は禁止） ・卸売市場　午後12時～午後４時 　 また、イベントやスポーツ大会、結婚式、同窓会、MICEなど大規模に人が集まる社会活動はＭＣＯ地域では一切禁止となった。ＭＣＯ地域内での観光も認められない。ただ、ジョギングは２人のみ、サイクリングは１人では可能。 　 車は最大２人までで、買い物や子供の送り迎えは認められるが、１世帯で２人までの外出が許可されるとも同相は説明した。 　 また、「条件付き活動制限令（ＣＭＣＯ）」の地区のＳＯＰは以前と同じとしたものの、上記にあげた社会活動は禁止となる。また非接触型スポーツでは最大10人まで認められるとしている。 　 ＣＭＣＯはパハン、ペラ、ヌゲリ・スンビラン、クダ、トレンガヌ、クランタンの６州だが、新たにサラワク州のクチン、シブ、ミリの３地区にも発令することも明らかにした。 　 「回復のための活動制限令（ＲＭＣＯ）」のＳＯＰもこれまで通りだが、州境の移動は禁じられる。 　 州境の移動については家族の病気など「特別な理由」がある場合は認めるとも述べた。
また、最後に同相はＭＣＯが解除された場合はＣＭＣＯに切り替わるとも指摘。ＭＣＯからＲＭＣＯに移ることはないと示唆した。