新型コロナ　閣僚や政治家の間で次々と感染-2021/01/20

新型コロナウィルスの感染が深刻化する中、閣僚や政治家の間でも次々と感染している。
１月10日にムスタパ・モハメド首相府相（経済担当）の感染が確認された後、リナ・ハルン女性・家族・共同体開発相も陽性反応が出た。ハムザ内相やザヒディ・ザイヌル通信マルチメディア副大臣も陽性と判断され、いずれも隔離治療を受けている。閣僚らは定期的に会合をしており、感染を受けて濃厚接触者となった閣僚複数も自主隔離生活を余儀なくされている。
政治家の間でも感染の拡大が今年に入って止まらない。年初にサバ州のジェフリー・キティガン州副首相が感染。統一マレー人国民組織の重鎮であるトゥンク・ラザレー下院議員、ナズリ・アジズ元観光相、全マレーシア・イスラーム党のイドリス・アフマド副総裁（上院議員）ら知名度の高い政治家も次々と感染して病院で治療を受けている。地方議員の間でも感染が確認されており、今後も政治家の間でも感染者が増加する恐れがある。