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新型コロナ マレーシア初の感染から25日で1年-2021/01/25

新型コロナ マレーシア初の感染から25日で1年-2021/01/25

2021.01.25 コロナ
新型コロナウィルスの感染者がマレーシア国内で発見されてから1月25日で1年が経った。1年経っても感染者数は増える一方で、終息が見通せない。
最初の感染者となったのは中国・武漢からシンガポール経由で入国した中国人観光客3人。この3人はシンガポールで初めての感染者となった中国人男性の家族だった。
その後に次々と感染者が見つかり、昨年の1月29日までに7人が感染。いずれも中国観光客で、同日までにエアアジアなどは武漢便を運休する措置を取った。
2月末にはクアラルンプール郊外のモスクでイスラム教の宗教行事で3000人以上(最終人数)のクラスター感染が発生。これ以降、感染者は増え続け、政府は3月18日には全国に活動制限令(MCO)を発令して経済活動が止まったことは記憶に新しい。
昨年9月22日までは感染者数は1日あたり100人を切っていたもの、それ以降は100人を超えた。サバ州議会選挙で全国から応援に入ったため、ウィルスが拡散した。
今年1月22日は1日あたりの死亡者数が18人となり、過去最高を記録。感染者数は1日あたり3000人を超え、保健省の予測ではこの状態が続けば、3月には1日あたり8000人にまで達するとしている。医療崩壊の危機もすでに迫っている。
感染者数が顕著に減らない限り、政府は再導入された2月4日までのMCOをそれ以後にさらに強化することも検討しているとされる。世界中のパンデミックも収まらない中、マレーシアでも先が見通せない状況はまだまだ続きそうだ。
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