SOP違反者の反則金を引き上げへ-2021/01/29

イスマイル・サブリ上級相兼国防相は１月28日、活動制限令（ＭＣＯ）に伴う標準運用手順（ＳＯＰ）の違反者に対する反則金を近く引き上げる方針を明らかにした。
反則金は現在最大１０００リンギで、マスクの未着用や「フィジカル・ディスタンシング」の未順守などに科さられる。しかし、政府の再三の警告にもかかわらず、違反者が相次いでおり、政府は頭を痛めている。
このため、現在発令されている緊急事態宣言に基づく緊急条例を改定して反則金を引き上げると同相は述べた。ただ、引き上げ額については示さなかった。
同相は「最も重要なのは自制心であり、ＳＯＰを守ること」とし、人々の安全衛生につながると述べた。
反則金については、違反者が跡を絶たなかったことから、昨年のＭＣＯの期間中にも２０００リンギに引き上げる案が出ていたが、実現しなかった。