SOP違反の企業に反則金を新設へ-2021/02/02

イスマイル・サブリ上級相兼国防相は２月１日、標準運用手順（ＳＯＰ）を徹底させるため、違反企業に対する反則金を新設することを明らかにした。
先に国内最大の５０００人以上のクラスター感染を引き起こした大手グローブメーカーはＳＯＰを順守していなかったにもかかわらず、１０００リンギしか科せられなかった。各方面から「不公平」との声が挙がっており、別途反則金を科すこととする。同相は、新型コロナウィルスの感染者の激増に伴い、建設現場や工場を中心に現在は取り締まりを強化しているとも述べた。
また、個人の違反者に対する反則金も引き上げる。詳細についてはすでに保健省が国家安全保障協議会に提出したと同相は説明したが、具体的は内容はコメントを控えた。
これら内容については活動制限令（ＭＣＯ）の期限が切れる４日前までに発表される見通し。
同相はさらに、４日以降は「ＳＯＰ違反者に対して妥協せずに取り締まっていく」とも述べ、ＳＯＰの徹底的な順守を求めていくとしている。