ホームマレーシアニュースサラワク州で変異株出現か 州政府は警戒-2021/02/09
サラワク州で変異株出現か 州政府は警戒-2021/02/09

サラワク州で変異株出現か 州政府は警戒-2021/02/09

2021.02.09 コロナ
サラワク州のシム・クイヒアン地方自治体・住宅相は2月8日、同州で新型コロナウィルスの変異株が広がっている可能性があると述べた。
同相は「サラワク州での感染者総数のうち40%が何らかの症状が出ている」と指摘。世界では感染総数のうち症状が出た人は20%にとどまっているため、同州では変異株が関与している可能性があると説明した。ただ、不明点も多く、今後の分析を待つしかないとも述べた。
同州では1月、「パサイ・クラスター」が発見され、7日現在で約2300人が感染。このクラスターのウィルスはマレー半島と英国のものが少し混合したウィルスであることがわかっている。
しかし、やはり1月に出現した「ストゥトン・クラスター」や「クランジ・タブアン・クラスター」ではインドネシアや英国で発見されたウィルスに似た新しい株のウィルスであったことは確実で、この変異株がさらに変異を続けて拡大している可能性があると語った。
同相は「少なくとも昨年3月から4月にかけて広がったウィルスは中国・武漢由来ので、現在のウィルスとは完全に違うものになっている」とも指摘し、感染力も強い恐れもあるため、予防対策を怠らないよう求めた。
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