ワクチン接種人数　１日あたり12万超の見通し-2021/02/15

今月末から新型コロナウィルスのワクチン接種が始まることに関し、アダム・ババ保健相は２月13日、１日あたり約12万６０００人に接種する見通しであることを明らかにした。
予防接種の場所は全国６００カ所で、１カ所あたり１日２１０人に接種する。
ただ、第１段階では米製剤会社ファイザーのワクチンを使い、２月末から医療関係、保健省職員、警察官、軍人といった最前線で働く人たちに向けて接種を行うとしている。
３月からは第２段階として高齢者など感染リスクの高い人に向けて行うとも同相は説明した。
ワクチン接種の申請は濃厚接触者追跡アプリ「MySejahtera」を通じて行われ、接種場所での待機を極力減らすとしている。
同相はまた、「医療関係で働く外国人労働者に対しても無料で予防接種が受けられるようにする」とも言及したが、まずマレーシア国籍の人を優先的に接種プログラムを展開するとも述べた。