新型コロナの唾液検査　近く導入へ＝保健相-2021/02/19

アダム・ババ保健相は２月18日、新型コロナウィルスの唾液検査を政府系病院で近く導入すると述べた。
同相によると、医療研究所（ＩＭＲ）での評価で喉奥の唾液を使ったＲＴＫ抗原検査では96・67％の感度に達し、陽性と判断する指標も高い。また、真陰性率である特異度も１００％で、検査性能が高いと説明した。
ＩＭＲからの提案を受け、同省では原則的に承認をしたという。ＩＭＲはさらに検査詳細を詰めている。
同相は「唾液検査は感染者特定のスピードを速める」とも述べ、検査数の増加に期待を示した。
唾液検査では被検者自身が唾液を検体カップに入れ、そのカップが研究所に送付される。このため、検査費用を抑えることができるとも同相は語った。
ただ、唾液検査が導入されても現在の鼻咽頭検査も続けるとしている。