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ワクチン接種証明書を発行へ 域内でも有効文書作成も検討-2021/02/22
ワクチン接種証明書を発行へ 域内でも有効文書作成も検討-2021/02/22
2021.02.22
コロナ
新型コロナウィルスのワクチンの第1段が2月21日にマレーシアに到着したことを受けて、アダム・ババ保健相は同日にワクチンを受けた人に対して証明書を発行する方針であると述べた。
同相は証明書の発行については2つの方法を検討していることを明らかにした。濃厚接触者追跡アプリ「MySejahtera」で証明書を提示できるか、または実際の紙で証明書を発行するかのいずれかを検討しているという。紙での証明書は第三国で「ワクチン・パスポート」として受け入れられるようにしたい考えも示した。
また、同相と共同で記者会見したウィー・カーション運輸相は東南アジア諸国連合(ASEAN)内で有効なワクチン接種証明書を発行できるよう外務省に提案していることを明らかにした。関係省庁とも連携して協議に入っているという。
同相は「証明書をもっていれば各国からの訪問者はマレーシアで隔離に入らなくてもいいようにし、またマレーシア人が各国に行った場合も同様の措置になるようにしたい」との考えを示した。
同相はまた、「こういった措置はASEAN域内の航空業界の復活につながるだろう」とも語った。
一方、カイリ・ジャマルディン・ワクチン接種プログラム調整担当相は、ワクチン接種で深刻な副作用が出た場合に補償を支給する「保護スキーム」を策定していることを明らかにした。詳細は明らかにしていないが、副作用による治療費などは政府が負担するとしている。
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