ＳＯＰの違反者　最高罰金刑が１万リンギに-2021/02/26

連邦政府は２月25日、感染症防止管理法に違反した場合、個人に対して最高で１万リンギ、法人に対しては５万リンギの罰金を科すと官報掲載した。３月11日から有効。
これは同法で規定されるマスクの未着用や「フィジカル・ディスタンシング」といった標準運用手順（ＳＯＰ）を含む規定に違反した場合に適用される。２０２１年非常事態条例（改正）で同法が改正された。
これまで同法違反者に対しては最高で１０００リンギの罰金となっていたが、罰金額を大幅に引き上がることになった。また、法人に対する罰則がなかったが、今回の発表で含まれることになった。
官報掲載ではまた、「この法律に基づき、罰則が明示されていない犯罪を犯した者が有罪判決を受けた場合、10万リンギ以下の罰金刑、７年以下の禁固刑またはその両方が処せられる」とも記載された。
政府は活動制限令（ＭＣＯ）に伴うＳＯＰの違反者が絶えないことに頭を痛め、先に厳罰化を検討していることを明らかにしていた。