罰金１万リンギ　ＳＯＰの違反者相次ぐ-2021/03/15

感染症管理防止法に関する標準運用手順（ＳＯＰ）の罰金額が３月11日に最高１万リンギに引き上げられたが、立て続けにこの金額が科されるケースが発生した。
サラワク州シブ郡シブジャヤでは13日、４人がＳＯＰに違反して罰金１万リンギの支払いが命ぜられた。シブ地区警察によると、飲食店で働く23歳の女性がマスクを着用しておらず、またこの店のオーナー（53）も客の出入りを監督していなかったとして罰金刑となった。また、同郡の美容室では着用が義務付けられているグローブやエプロンをしていなかったとして店員男女２人に対しても１万リンギが科された。
一方で、パハン州トリアン郡で13日、レクリエーション・クラブの開所式に「ライオン・ダンス」を催したとして主催者側に５万リンギの罰金刑を科した。11日の板金引き上げでは違反企業に対しては最高５万リンギが科せられるようになり、これが初めてのケースとみられる。
式典ではテントを張り、並べられたテーブルは「フィジカル・ディスタンシング」も順守していなかったという。同州は「回復のための活動制限令（ＲＭＣＯ）」だが、「ライオン・ダンス」などの催しは禁じられている。