SOP違反の罰金額　７日以内に納付で50％オフ-2021/03/18

タキユッディン・ハッサン首相府相（法律担当）は３月17日、感染症防止管理法に関連する標準運用手順（ＳＯＰ）に違反した場合、罰金の納付が違反切符発行日から７日以内であれば50％引きにすると述べた。同日の閣議で決定し、同日から施行された。
発行日から８～14日の間であれば25％とし、14日以降の納付額は全額となる。
一方、今後は違反の重大度を３段階に分けるとも同相は言及。感染リスクが高く、広範囲のコミュニティーに影響が大きい第１カテゴリー、感染リスクは高いがコミュニティーへの影響が小さいのを第２カテゴリー、リスクは低く、影響がゼロの違反を第３カテゴリーと区分けする。
第１カテゴリーの例としてナイトクラブやパブでの違反者で、個人に対しては１万リンギの罰金額となると説明。また、マスクの未着用や濃厚接触者追跡アプリ「My Sejahtera」の店先での未登録といった違反は第3カテゴリーで１５００リンギとなるとも述べた。
これまで違反者は警察ではなく、保健所にて罰金額の減額の申し出ができたが、こちらは存続するとしている。