ワクチン接種の２期目　７州１地域で19日から-2021/04/06

カイリ・ジャマルディン科学技術・イノベーション相（ワクチン接種プログラム調整担当相）は４月５日、ワクチン接種の２期目を７州１地域で19日から開始すると述べた。
７州１地域はクダ、マラッカ、ペナン、パハン、トレンガヌ、サバ、サラワクの各州と連邦直轄区ラブアン島。クアラルンプールなど他の州と地域では17日から開始される。
同相は先に、高齢者らを対象とした２期目を19日から始める発表していたが、アダム・ババ保健相はその後に17日から前倒しして開始すると述べていた。
ワクチン接種は接種指定日２週間前に通知され、さらに３日前と前日にもショート・メッセージ・サービス（ＳＭＳ）でも知らせる。カイリ科学技術・イノベーション相とともに会見したアダム・ババ保健相は「接種指定日を確認した人はその日に接種することは義務」と話し、勝手な変更は許されないと強調した。
カイリ科学技術・イノベーション相はまた、企業の社員が接種できるようにするため、雇用主に対して「接種休暇日を従業員に付与できるようにするなどの措置を今後決める」として近く発表するとも語った。
同相はさらに、体が弱るなど動くことができない人に対しても接種ができるようにするため、その扶養家族が州を越えて接種センターに連れていけるよう国家安全保障協議会に提案するとも話した。