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保健省 新たな変異株の出現に憂慮-2021/05/19

保健省 新たな変異株の出現に憂慮-2021/05/19

2021.05.19 コロナ
保健省のノール・ヒシャム事務次官(衛生総監)は5月18日、新型コロナウイルスの無症状の感染者が多数となっていることから新たな変異株が出現している可能性があるとの憂慮を示した。
同事務次官によると、無症状の感染者の多くは当初の検査で陰性結果が出て、その後に陽性になっている。咳や熱がない代わりに関節の痛みや疲労感、食欲不振といった症状があるという。レントゲン検査をすると肺に何らかの症状が出ている感染者も見られ、一部は急速に重症化したと説明した。
変異株は感染力が強く、致死率も高い。現在の状況は「以前よりも深刻な状態にある」との認識も同事務次官は示し、不要不急以外は自宅にとどまるよう改めて求めた。 
また、同事務次官は17日にも南アフリカとインドの変異株が7人から発見されたことを明らかにした。
5月10日から14日の間の10人の検体を解析した結果で、クアラルンプール在住の4人から南アフリカの変異株、外国人3人からインドの変異株がそれぞれ見つかったという。
これに伴い、南アフリカの変異株は66人、インドのは5人から発見されたことになる。
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