ホームマレーシアニュース国内の変異株 タイ南部に飛び火か-2021/05/25
国内の変異株 タイ南部に飛び火か-2021/05/25

国内の変異株 タイ南部に飛び火か-2021/05/25

2021.05.25 コロナ
タイ保健省のオパス・カルンカウィンポン疾病管理局長は5月23日、同国ナラシワト県で発生したクラスター感染がマレーシア・クランタン州から不法に入国したマレーシア人が感染源となった可能性があると発表した。
このマレーシア人は女性で、子どもと母親を連れて夫に会うため、4月12日にタイに不法入国。5月4日まで滞在して、マレーシアに戻ったという。
しかし、この夫は5月4日に検査した結果、新型コロナウイルスの陽性だったうえ、ウイルスが南アフリカ由来の変異株と判明。同国南部で南アフリカの変異株が発見されたのは初めて。この変異株はマレーシア国内のものと類似していることから、同国当局は妻のマレーシア人が持ち込んだとみている。
その後、夫の住む村など9村に感染が確認され、これまでに83人が感染。重症化した感染者はいないが、同局は5月9日から9村に対して封鎖措置を行っている。
Tweet Share
サバ州で新たなクラスター感染 原因は誕生日会-2021/05/25
5月24日の感染者数6,509人、1日あたりの死亡者数が61人と過去最高に-2021/05/25

Mtown公式SNSをフォロー

関連メディア