保健省　新たに変異株13件を発見-2021/05/27

保健省のノール・ヒシャム事務次官（衛生総監）は5月25日、国内で新たに13件の変異株が発見されたと発表した。
南アフリカ由来の変異株が12件で、クダ、ペルリス、スランゴール、ジョホールの各州でそれぞれ見つかった。国内で見つかった南アフリカの変異株の検体総数は78件となった。
残り1件はインド由来の変異株。ラブアン島の検体で検出された。変異株が見つかったマレーシア人は、陽性とのちにわかったインド国籍保有者の濃厚接触者で、4月23日にクアラルンプールから同じ飛行機で同島に渡ったという。インド由来の変異株の国内の総検体数はこれで6件となった。
変異株は医療研究所（IMR）が5月17日から23日までの間に行われたゲノム観察の結果からわかったという。