ホームマレーシアニュースワクチン接種の無断キャンセル 政府は罰金を検討-2021/05/28
ワクチン接種の無断キャンセル 政府は罰金を検討-2021/05/28

ワクチン接種の無断キャンセル 政府は罰金を検討-2021/05/28

2021.05.28 コロナ
新型コロナウイルスのワクチン接種予定日に無断でキャンセルし、会場に現れない人に政府は頭を悩ませている。
アダム・ババ保健相が5月27日に明らかにしたところによると、これまでに連絡がなく接種会場に当日来なかった人は全国で5万2000人以上に上る。
最多はクダ州の1万827人で、次がパハン州とクランタン州のそれぞれ1万人、ペラ州が約9000人で、ヌグリ・スンビラン州が約6300人などと続く。
保健省は接種予定日前に連絡を入れて接種の有無を確認するが、それでも当日になって来ない。クダ州保健当局によると、現れない理由として「自宅にいない」、「会場に行けない」、「隔離中」、「準備ができていない」といった言い訳が多い。クランタン州では無断キャンセルするのは60歳以上の高齢者が占めるという。
このため、保健省は無断で正当な理由で来ない人に対して罰金を科すことを検討し始めた。
同相は変異株が出現して感染者が増加していることを懸念。ワクチン供給のスピード化を進めており、6月から7月にかけてはロシア製などのワクチンも入ってくるとしている。ただ、肝心の国民が接種を受けない限りはこういった努力も徒労に終わる。
接種を完了した人数はようやく100万人に達しようとしているが、接種登録は遅々として進まず、収束に向けてはまだ時間がかかりそうだ。
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