MySejahteraでの健康状態の更新　必須時を説明-2021/06/08

国家安全保障協議会は6月7日、新型コロナ関連アプリ「MySejahtera」での自身の健康状態の更新について4つの場合において求められると述べた。ペラ州の工場労働者らが先に更新を怠っていたとして罰金を科せられたため、同協議会のラビン・バシール事務局長が説明した。
同局長によると、アプリ内で健康状態（COVID-19 Status）の更新が必要である場合は、 ①新型コロナウイルスの症状が出た場合、 ②海外を往復した場合、 ③新型コロナウイルスの陽性となった場合、 ④濃厚接触者となった場合に限るとしている。
ペラ州シティアワン郡の工場では州当局が、5日の抜き打ち検査で従業員31人に健康状態の更新をしていないとして1人あたり罰金1500～2000リンギの処分を下した。同局長は「工場内で感染者が1人でも出た場合は更新する必要があるが、いない場合は必要はない」と説明。この工場では感染者がいなかったことから、31人に対する処分は取り消す方針を示した。
イスマイル・サブリ上級相兼国防相は7日、「（同アプリでの）健康状態の更新をしていないことは感染症防止管理法に記載されていない」として法律違反にはならないとの見解を示し、執行係官に注意を促した。