KLの接種登録率が100％に　サバ州は進まず-2021/06/22

COVID-19ワクチン供給特別委員会（JKJAV）は6月20日現在、クアラルンプールでのワクチン接種登録率が18歳以上の推定居住者数に対して100％を超えたことを明らかにした。KLからの登録者数は138万5741人となり、既に100%を達成したプトラジャヤに次いだ。 これにより上記の2地域において、接種が可能な18歳以上の大半が登録を済ませたと見られている。
ほとんどの州では50％以上が登録を終わらせているが、サバ州が最低の29.18％、クランタン州も48.21％と低調だ。インターネットにアクセスできない貧困層がいるためと見られており、政府は登録者を増やすべく、登録プロセスの最適化に全力を注いでいる。
一方、現在の接種プログラムにある程度のめどがついた段階で、登録なしでも接種ができるような仕組みを政府は検討中。ただし、登録済みの人は引き続き優先的に接種できるようにする方針で、登録・予約なしでの接種は「9月以降になる見通し」（カイリ・ジャマルディン・ワクチン接種プログラム調整担当相）と述べた。