建設現場150カ所に作業停止命令-2021/06/23

公共事業省は6月21日、活動制限令（MCO）が発令された今月1日から作業停止命令を下した建設現場が全国で150カ所に達したことを明らかにした。
同省は建設現場での感染が増えていることから、1日から全国2423カ所の建設現場を確認。ほとんどが作業をしていなかったが、446カ所では許可を得て作業をしていた。しかし、このうち150カ所で標準運用手順（SOP）に従っていなかったため、即日停止命令を下した。
SOPに違反して作業を行っていた建設現場はサラワク州が最多で45カ所。次にスランゴール州の24カ所で、マラッカ州の16カ所などと続いた。是正措置を確認した後で作業を再開したのは7カ所にとどまっているという。
違反企業に対しては最高罰金額50万リンギが科されるか建設に必要な業者登録証明書の剥奪の処分が下される。