ホームマレーシアニュースワクチン接種者の海外渡航方針の統一化を=カイリ大臣-2021/07/07
ワクチン接種者の海外渡航方針の統一化を=カイリ大臣-2021/07/07

ワクチン接種者の海外渡航方針の統一化を=カイリ大臣-2021/07/07

2021.07.07 コロナ
カイリ・ジャマルディン科学技術・イノベーション相兼ワクチン接種プログラム調整相は7月6日、新型コロナウイルスのワクチン接種者が世界中を渡航できるよう統一した方針を打ち出す必要があると強調した。
各国政府はいまだワクチン接種者に対する入国政策を明確に決めていないため、統一した方針がなければ混乱を招くだろうとも同相は述べた。 
同相はまた、マレーシア人がよく訪問するサウジアラビア、シンガポール、英国、米国、中国と今後の方針を協議していることも明らかにした。「ワクチン・パスポート」の導入についても協議されているものとみられる。
複数の国が特定ブランドのワクチンのみの接種を条件に入国を認める可能性があるかどうかを記者から質問され、同相は「世界保健機関(WHO)が承認したワクチンは、すべての国で認められるべきだ」と述べた。
マレーシアでは現在、複数国のワクチンを使用している。特定ブランドの接種が条件になると、一部の国に行き来できなくなる可能性もある。このため、「他のワクチンが認められないのであれば、せめて、渡航者が十分なワクチンを接種している限り、ある程度の妥協点を提供するべきだ」とも語った。
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