【速報】8月に全国を2期目に移行へ-2021/07/14
2021.07.14 コロナイスマイル・サブリ副首相兼国防相は7月14日、8月から全国を「国家復興計画」の2期目に移行させたい考えを示した。
同相は「先に設定した全国のワクチン接種率が今月末までに(成人人口の)10%を超える見通しが出たため」と説明した。
2期目にはすでに8州が移行している。2期目になると、現在制限されている一部経済セクターの活動の再開も可能となる。
ただ、新規感染者数は日増しに増えている。先にムヒディン首相が示した2期目の基準では1日あたりの新規感染者数が4000人以下とすることを掲げていたが、14日の新規感染者数が1万1618人と過去最高を記録。経済界からは「全面ロックダウン」を解除するよう求める声が日を追うごとに増しており、政府はこの基準を棚上げせざるを得なくなったようだ。