ホームマレーシアニュース3~4期目への移行の指標を一部変更=担当相-2021/08/07
3~4期目への移行の指標を一部変更=担当相-2021/08/07

3~4期目への移行の指標を一部変更=担当相-2021/08/07

2021.08.07 コロナ
トゥンク・ザフルル財務相兼国家復興計画調整担当相は8月5日、3期目と4期目への移行の指標に新型コロナウイルス感染者のうち重症者数を考慮することに変更したと述べた。
これまで新規感染者数が指標となっていたが、重症者数はこれに代わるもので、感染者のカテゴリー3~5の新たな入院者数を考慮する。
同相は「ワクチン接種率が40%に達し、新規感染者のほとんどが無症状か軽症(カテゴリー1か2)であるため、感染者数の指標は意味をなさなくなった」と説明。ただ、ワクチン接種率と集中治療室(ICU)の病床率の指標は据え置くとしている。
先に3期目に移行したペルリス州、サラワク州、ラブアン島はこの変更された指標に基づき移行できたと同相は述べた。ペルリス州はすべての指標でクリアし、サラワク州ではワクチン接種率が成人人口の約64%に達したとも説明。同州の新規感染者数は1日あたり300人以上に達しているが、重症者数は新規感染者数の2%にとどまっているという。
また、ラブアン島は一時期感染者数が激増したが、ワクチン接種活動により重症者数が大幅に減ったとも説明。同相はワクチン接種率が高くなれば、重症者数を減らすことができると強調した。
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