【速報】KLとスランゴール州　10日から2期目に移行-2021/09/08

イスマイル・サブリ首相は9月8日夜、クアラルンプール、プトラジャヤ、スランゴール州を10日から「国家復興計画」の2期目に移行すると発表した。
8日の国家安全保障協議会で決定した。
これに伴い、ワクチン接種完了者は地区間の移動を認める。州を越えて住んでいる夫婦や子どもが別の州に住んでいる保護者の移動も許可するが、いずれもワクチン接種を完了していることが条件。さらに、レストラン内での飲食も認めるが、ワクチン接種完了者のみの店内飲食が対象となる。観光は州内および地域内は認められる。　
クアラルンプール、プトラジャヤ、スランゴール州は一つの地域として認め、3地域の行き来は可能とも首相は述べた。
これら地域が2期目に移行したことで、1期目の州はジョホール州とクダ州のみとなった。
首相はまた、1期目の地域でジムを除く屋内スポーツを認めるとも発表。スポーツ施設やレクリエーション施設の再開も認めるが、いずれも利用者はワクチン接種を終えていることとする。
さらに、1期目地域の花屋やアウトドア関連ショップ、住宅ギャラリーの再開も10日から認める。
最後に、2期目と3期目での理容店や美容院での業務内容についてさらに緩和措置を取るとし、近く標準運用手順（SOP）を発表するとも首相は明らかにした。
なお、ワクチン接種完了者は2回目のワクチン接種を終えてから14日以上を経った人のことを指しているようだが、首相はこれについては述べていない。