SOP違反の外国人　査証の取り消しの可能性-2021/11/19

出入国管理局のカイルル・ザイミー局長は11月18日、新型コロナウイルスの感染防止向けの標準運用手順（SOP）に違反した外国人に対して査証（ビザ）を取り消す処分を下す可能性があると述べた。 現行の出入国管理法では、マレーシアの法律や規定に違反した場合、出身国に強制送還し、再入国を禁止する措置が取れるとしている。SOPなどに従わない場合は厳しい措置を下すことを考慮する方針を示した。 クアラルンプール市内のスリアKLCCショッピングモールでは10月に外国人女性がマスクをせずに歩き、検挙された。また、KLCCパークでもマスクをせずに出歩いていた外国人女性2人が先に発見され、警察が捜査を開始したことも同局長は明らかにした。これら外国人に対しても査証を取り消す処分になることも示唆した。