ワクチン接種後に535人死亡　因果関係はわからず-2021/11/24

アーロン・アゴ保健副大臣は11月23日、ワクチン接種後に535人がこれまでに死亡したことを国会で明らかにした。ただ、死亡解剖の結果、接種との直接的な因果関係は見当たらなかったとも説明した。 マレーシア国内では今年2月24日からワクチン接種を開始。11月20日までの間に5種類のワクチンを投与し、回数は5184万回分になったという。 接種後に副作用の報告を受けたのは2万3163件で、このうち約93％が注射部位の痛み、発熱、頭痛、疲労感といった軽症または中症程度だった。しかし、1549件が重症と認定され、入院治療を受けた。 死亡した535人のケースについては保健省を中心に徹底的な分析・評価を行ったと同副大臣は説明。報告書はすべて新型コロナ医薬品安全性監視委員会（JFK）に提出し、評価されたという。