マレーシアからの帰国、自宅待機に切り替えも-2021/12/04

日本政府は12月3日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」を理由とした水際対策の強化に注力する一方で、オミクロン株以外の変異株による3日間の停留措置の対象者のうち、所定のワクチン接種済みであれば自宅などで待機することを認めると発表した。
ただし、この通知が発表されると前後して、マレーシア保健省が「国内初のオミクロン株感染例」があることを明らかにした。そのため、日本政府が追ってマレーシアについても自宅待機措置を取り消す可能性もある。
こうした待機場所の切り替え判断が行われたのは、各国でオミクロン株による感染者が増える中、帰国者らが待機する政府の指定施設が不足する恐れがあるため。