オミクロン株による感染者が62例に＝市中感染を警戒-2021/12/26

カイリー・ジャマルディン保健相は12月25日、一部の海外からの入国者による検疫命令違反が判明し、新型コロナウイルス変異株のオミクロン株の市中感染がすでに始まっており、感染者が急増する懸念があるとの見解を示した。
12月15日以降、25日までに見つかったオミクロン株の陽性例は合計62例（うち、帰国者1例）が確認され、市中感染が疑われるようになったという。
同保健相は25日に行われた特別記者会見で、「帰国者のうち、隔離命令を破っている者がいる、という信頼できる報告を受けている」ことが市中感染への懸念を持つ理由だと述べた。