カイリー・ジャマルディン保健相は1月4日、新型コロナウイルス変異株のオミクロン株の感染者が新たに58人確認され、そのうち54人が輸入例、4人が入国者から感染された可能性が高い例であると述べた。 保健相によると、Institute for Medical Research(IMR)が実施した全ゲノムシークエンス(WGS)の結果、クダ州で4例の感染例が報告されたという。この4例とも、12月12日にサウジアラビアへのウムラ巡礼から帰国し、24日に陽性となったCOVID-19オミクロン変異体患者と近しい関係にあることがわかった。 一方、輸入例54例のうち、39例がサウジアラビア、7例がアラブ首長国連邦(UAE)、4例が英国、2例がナイジェリア、カザフスタンとフランスが各1例となっている。 今回の結果を受けて、国内で検出されたオミクロン株の感染累積感染者数は122人となり、そのうち117人が輸入感染、残りは国内感染となっている。また、報告されたオミクロン株陽性者のうち、71人がウムラ巡礼者と判明している。