感染者増えれば3期目に戻る＝クランタン州-2022/01/17

クランタン州のモハマド・アマール州副首相はこのほど、州内で感染者数が増えれば「国家復興計画」の3期目に戻る可能性を指摘した。同州は今月3日に4期目に移行したばかりだが、州内ではマスクをつけないなど標準運用手順（SOP）を守らない人が多く出ているため、警告を発したもようだ。 4期目に移行してから州民はビーチなどに押し寄せて、娯楽を楽しんでいる様子が報じられた。ただ、「フィジカル・ディスタンシング」の確保やマスクの着用といった基本を守っておらず、同州副首相は「SOPを守ることで感染を防げる」と改めて呼びかけた。 同州副首相はまた、中国政府が少数の感染者で移動制限を出したことに対して「不安を覚える」としてマレーシアでも全国的な活動制限令（MCO）が導入される可能性も否定できないとも述べた。 同州の感染者数は3日の4期目に移行してから減少傾向になっているが、すでにオミクロン株も4件発見されている。