5～11歳向けワクチン接種　31日から申し込み開始-2022/01/21

カイリ・ジャマルディン保健相は1月20日、5～11歳向けのワクチン接種を今月31日から申し込みを開始すると発表した。新型コロナ関連アプリ「MySejahtera」を通じて予約することができるようになる。
当面は人口の多い首都圏の居住者を優先的に行う。保護者は自身の子どもを扶養家族として登録するよう求めた。接種量は大人のワクチン量の3分の1に抑えられ、ファイザー製が使用される。
併存疾患を持つ子どもや、新型コロナウイルスの重症になるリスクの高い子どもは、優先的に行うと同相は説明。ただ、医薬品、食品、未知の成分に対して重度のアレルギー（アナフィラキシー）をこれまでに起こしたことがある子ども（初回接種後72時間以内にアレルギー反応を起こした子どもを含む）は、ワクチンの接種を受けることができないとも述べた。
同相は学校が再開されてから、新型コロナウイルスに感染する子どもが増加しているとも指摘。感染力の強いオミクロン株にもかかるリスクは高いことから重症化を抑えるためにワクチン接種を促した。