
ペナン空港、シンガポールとのVTL実施に向け準備進む-2022/03/03
ペナン国際空港では、ペナン〜シンガポール間で実施される、入国後の隔離を不要とする枠組み「ワクチン・トラベル・レーン」(Vaccinated Travel Lane、VTL)の実施に向けてフライトの受け入れ態勢を整えている。
ペナン州観光・創造経済委員会のヨー・スン・ヒン委員長は、空港運営のマレーシア・エアポーツ(MAHB)が「この計画を円滑に実施するために、空港内で必要な分離のための設備設置を進めている」と話している。
この計画のために、専用のエアロブリッジと駐機エプロンの指定も含まれるという。
同空港にはまた、コロナ検査のメディカルラボを設立した。
到着時のスクリーニングで陰性と判定された乗客はペナンでの入国が許可されるが、陽性と判定された乗客は特別隔離区域に送られ、さらなる措置がとられる。
ペナン州政府は、「VTLが州の経済回復に貢献できるよう、コロナ蔓延抑制に引き続き尽力する」と述べた。