ホームマレーシアニュース保健省 新型コロナ向け経口薬を初承認-2022/03/04

保健省 新型コロナ向け経口薬を初承認-2022/03/04

2022.03.04 コロナ
保健省は3月3日、新型コロナウイルス向けのファイザー製経口薬「パクスロビド」を条件付きで承認したと発表した。国内では初の新型コロナウイルス向けの治療薬となる。
同省のノール・ヒシャム衛生総監は「酸素補給を必要としない18歳以上の成人で、重症となるリスクの高い感染者向けの治療薬となる」と説明した。
この経口薬は発症から5日以内に投与し、2種類の抗ウイルスの錠剤で1回あたりピンク色の錠剤2錠と白の錠剤1錠を服用する。 これまでの臨床試験では入院や死亡リスクを最大89%まで低減させる可能性のある結果が出ているという。ただ、1回の服用でもアレルギー反応や肝臓障害、下痢、高血圧などの副作用も出る場合があるとも指摘した。
同衛生総監はまた、「予防接種や公衆衛生対策に代わるものではない」とも警告。これまでどおり標準運用手順(SOP)など感染防止に努めるよう求めた。
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