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ビール工場の稼働許可を取り消し=世論の批判で

2020.04.06 コロナ
 イスマイル・サブリ国防相は4月6日、ビール製造のハイネケン・マレーシア社とカールスバーグ・ブリュワリー・マレーシア社の工場の稼働許可を取り消したと明らかにした。  3月18日から始まった活動制限令によると、「食品や飲料など生活に必要な分野のサービス企業」は条件付きで操業が認められている。これを受け、2社は通産省(MITI)の手続きに則って許可を得ていた。  しかし、5日ごろからソーシャルメディア上でこの期間中のビール製造の工場の稼働に疑問視する声が上がり、首相の政党であるマレーシア・プリブミ統一党や全マレーシア・イスラーム党(PAS)からも批判が上がっていた。  ハイネケン社の稼働許可は国内取引・消費者省が決定したもよう。許可証には同社が「食品供給会社」として操業許可を得ていたとされる。同社は全従業員の10%だけを投入して生産を続けていた。
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