ペナン州、LRTの提案要請の募集開始へ
2022.06.04 経済・現地企業ペナン州は、計画中のバヤンレパス・ライトレール(LRT)プロジェクトについて、現在、第2四半期(4~6月)中をめどに行われているプロジェクトの事前審査を経て、第3四半期には提案要請(RFP)の募集を開始するという。ペナン州のインフラ・交通委員会のジョハリ委員長が明らかにした。
総予算460億リンギのペナン交通マスタープラン(PTMP)の一部であるこのプロジェクトについて、同委員長は「LRTのような公共交通プロジェクトは通常、連邦政府から資金提供される。
ペナン州は第12次マレーシア計画の第3次ローリングプランの下で再度要請を行ったが、その返答を待たずにアクションを起こす」としている。
その上で、「重要なのは、技術的な側面と、土地交換、広告、運賃収入などあらゆるコストを回収する方法の提案を含む適切な資金モデルを、関心を持つ企業から提出されなければならない」と述べている。
プロジェクトの進捗をめぐっては現在、埋め立てでできる「A島」に作られる予定のLRT車庫を含むペナン南埋め立て(PSR)プロジェクトのLRT線形に関する環境影響評価(EIA)報告書が完成した状況にあるという。