エアアジア、マスク着用義務付け=機内荷物は1個に
2020.04.27 コロナ 格安航空会社(LCC)のエアアジアは4月27日、一部の国内線フライトを4月29日から再開するが、これに際し、搭乗前後でマスク着用などを義務付けると発表した。マスク着用がない場合は搭乗できなくなる。
エアアジア・グループのリン・リオンティエン最高安全責任者(CSO)は、チェックインカウンターでの手続きから搭乗中の機内、到着後の手荷物受取場所までマスクの着用が求められると語った。
また、機内持ち込み荷物は1個のみに変更され、さらに重量は5キロまでに限定する。同CSOは「機内での人との接触を最小限に抑えるための措置」と説明している。
搭乗時には体温測定も義務付けられるほか、チェックインカウンターや搭乗券発券機を利用する際は「ソーシャル・ディスタンシング」の順守も求められる。並ぶ場所では1メートル以上離れるようにマーク付けされている。
客室乗務員も搭乗前は体温測定をし、機内ではマスクと手袋の常用が義務付けられる。新型コロナウィルスの感染者と疑わしい搭乗者の扱い方についてもトレーニングを受けているという。